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 アクアメディカル・社長のウィークリートピックス  


【社長ウィークリートピックス目次】

*       最新号

*       No.11

*       No.10

*       No.9

*       No.8

*       No.7

*       No.6

*       No.5

*       No.4

*       No.3

*       No.2

*       No.1

 ■ 達成パターン(1)

目標をはっきりと持とう。それも映像化して毎日描く時間を持とう。

私の息子3人が空手をやっていました。しかし、長男は高校になっても続けていますが、次男は中学生になって辞めてしまいました。三男は小学5年生ですが、辞めたいと言っています。その違いは何でしょうか?私は長男に「なぜそこまで空手に命を懸けてるのか?」と聴いたことがあります。そうすると、「感動したいんだ。」「一瞬の感動のためだったら、どんなにつらいことでもがんばれるから・・・」「そして、絶対優勝できると自分を信じているから・・」と答えてくれました。

次男・三男にはなぜ辞めたいのか、なぜ辞めたのかを聞いてみました。すると、「だって負けるもん」いつも負けるからと自分をあきらめていました。

しかし、同じように空手を始めて、長男が一番弱かった。その長男が一番がんばってる。その思いはどこから出てきたのかと言うと、どうしても試合に出て優勝したいんだ。と言う強い思いが、彼を動かしているんだと思います。

皆さんは運転免許を取得していると思いますが、やはり同じことで、どうしても免許が取得したいと言う強い思いがあるから、スケジュールをメイキングすることも積極的に優先させて、しかも試験勉強もあまり苦にならないと思います。だから目標をはっきりと持つことによって、勉強しようと言う気持ちが生まれて、がんばるぞうと言う力が沸いてきます。そうすると逆境がきたり、問題が起こったときも乗り越えていくことが出来るのだと思います。
その中で、大切なことは、いろいろなことを見て・触れて(感じる=感動)をすることが行動を起こしたり相手を動かしたりするのではないでしょうか。

先ほどの長男の例でも、試合に勝ったら、「喜び」と言う感動が次の目標を生んでくれる。そして、負けたら「悔しい」と言う感情が、絶対次は勝って見せる。そのために猛特訓すると言う行動が自然と生まれてくるのだと思います。それが、目標を作りたいと言う気持ちを沸き立たせて、達成するぞと言う信念へと変わり、行動=勉強をやりたいとなるのです。

よく目標を作れといわれても、なかなか出来ないよ。と言う。それは、特にこれと言ってしたいことは見つからないし、まあ生活のためにしかたなくがんばるしかないから。と今を生きている。

でも、その中でさえ、必ず何かを感じていると思います。「嬉しい」「楽しい」「悔しい」など、感情が出てきても抑えているのではないでしょうか? それを抑えていると自分を動かす感情も抑えられてきます。空手の試合に臨むとき、「負ける気がしない、自分を信じているから」といっています。

営業でも下手な営業は「商品を売る」、優秀な営業は「感動を売る」と言います。

ふうてんの寅さんの映画を見たことがありますか?第42巻ぐらいだったと思いますが、鉛筆を売り込むシーンがありました。しかし、寅さんは、鉛筆の性能はあまり知りません。しかし、鉛筆にまつわる物語や感動を伝えていました。だから、相手の心が動くのです。

しんどいしんどいと言っても何も変わりません。

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 ■ 品質管理と危機管理を徹底させる

品質管理とは、単に製品に不良が出ないように検査することではありません。会社内の「やりとり」などのすべての質を高めることにあります。

例えば、テレアポで訪問会社へアポイントをとる。そして、営業が訪問し商談・契約する。材料や部品を納入する人、受け入れる人がいます。それを加工・組み立てし、検査し発送する。そのほか、電話のやり取り、伝票のやりとり、書類のやりとりなど、これらのクオリティをいかに上げていくか。「お客様の要求に見合った品質・品物又はサービスを経済的に作り出すための手段の形態」なのです。

例えば生産では、水漏れや傷などをチェックするだけでなく、カタログどおりの製品であるか?ろ過剤・セラミックの品質はどうか?お客様の満足はどうか?・・・ここまで求められます。

そしてここで、お客様とは誰のことを指すのだと思いますか?製品を買ってくれる人?だけではありません。社内にも「お客様が居る」ことを認識してください。自分の仕事を次の人に回したり、自分に仕事をくれたりする人をお客様と意識して仕事をしてください。そうすると、仕事の流れがスムーズになり、品質は必然的に良くなるのです。

また、危機管理とは、クレームが起こらないように部材一つ一つの管理を徹底させたり、クレームに対してのQ&Aを創ることは言うまでもありませんが、それだけではありません。

いかに最悪の状況下を創造して、もしもの場合でも代替案の遂行により、目的は達成できることにあります。

例えば、吉野家や、すき屋が今回の「BSE」により牛肉がアメリカから入荷されず、日本や他国からの牛肉では価格がまったく合わない。会社の生命を脅かすほどの大問題であった。しかし、危機管理マニュアルの発令により、吉野家は、「BSE」の発表の翌日には、全店で当店の牛肉は「BSE」は心配ありません・・・などのポスターが張り出されて、全社員がお客様からの心配に対しての受け答えのQ&Aが徹底された。それから、わずか2日後には、カレー丼や豚丼が店頭にならんだ。

これらは、発表されて考えたのではありません。以前から、最悪の状況を想定していて、もし「BSE」問題で牛肉が入らなくなったらどうするかをちゃんと計画していた。それが、すべて「危機管理」であります。

常に万が一にことを考えて、もし、ろ過剤の効果がなかったら・・・
仕入先が明日倒産したら・・・販売先が倒産したら・・・社員の多くが感染症で入院したら・・・部材・製品が入荷しなかったら・・・など各部署で考えられる「最悪の事態」をまずすべて出すことです。そして、これでもかというぐらい、その最悪状況下での代替案を計画しマニュアル化しておくことです。

「起こってからでは遅いのです」上記の二つ(全体品質管理・全体危機管理)は、今期アクアメディカルの最大の課題と言えます。ですから、全部署が「品質管理」「危機管理」を計画し、セクションリーダーボードで徹底させて発令する仕組みを早急に作ることです。今月から、毎週「セクションリーダーボードMG」を稼動させて、全体の経営計画書の達成をしていきましょう。

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 ■ 厳しくしよう

そして、その苦しさ・悔しさを乗り越えたとき、初めて「成功体験」が創られます。
これが、どんな仕事をするにおいても大きな「勇気」や「喜び」になり、成長しよう、挑戦しようという気持ちが生まれてくるのです。

しかし、「苦しい」「つらい」「しんどい」状態のまま途中で止めてしまうと、「成功体験」を創ることが出来ないため、「よし次、また挑戦しよう。」と言う気持ちは生まれてこないでしょう。
どんなに苦しくても「死ぬ」わけではないでしょう。

キャノンの御手洗社長の言葉にもありますが「死に物狂い」「命がけ」でやれば、必ず「結果」が出ます。しかし、自分の口から「しんどい」「苦しい」と言う言葉が出ているときは、「死に物狂い」ではまだやっていないのでしょうね。何故なら「死に物狂い」でやっているときは「しんどい」とか言うことを考える暇は無いはずですですからね。でも、本当に「死に物狂い」でやっていると思いっきり遊びたくなります。楽しいことをしたくなります。

しかし、「死に物狂い」でやっていなかったら、「しんどい」わけですから、「ゆっくり休みたい」「遊びに行くのもしんどい」はずです。そんなときは。もうちょっとのところまで来ているのです。もうちょっとの勇気と本気でぶつかってみてください。必ず、仕事が面白くなるでしょう。

私は、本気でぶつかり全力100%で生きています。とあります。自分ひとりでくよくよ悩まずぶつかっていくことです。しかし、勘違いされることが多いようにおもいます。「そうは言っても、すぐ喧嘩になってしまうので言いたくない」などというのです。これは大きな勘違いです。「喧嘩」と「議論」は違います。「喧嘩」は感情のぶつかり合いであり、「議論」は知恵のぶつかり合い。です。だから感情をぶつけるのは子供のただの喧嘩です。相手をけなしたり、否定したり、ののしったり・・・こんなことをやっていては、悪の骨頂となります。

これは、やってはいけません。しかし、知恵のぶつかり合いはどんどんやるべきなのです。
肯定的な言葉や達成を意識した言葉をもとに、いかに良くするために議論はどんどんやるべきです。それが出来るようになると、会社はどんどん伸びていきますし、自分も楽になり挑戦したい気持ちがどんどん生まれてきます。

とにかく、乗り越えられるまで、どんなにしんどくても絶対あきらめてはいけません。あきらめた時点で終わりです。あきらめたら一時的に自分がすごく楽になるでしょう。しかし、必ず同じ苦しみは繰り返されます。あなたが乗り越えられるまで与えられるチャンスだから・・・

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