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 アクアメディカル・社長のウィークリートピックス  


【社長ウィークリートピックス目次】

*       最新号

*       No.11

*       No.10

*       No.9

*       No.8

*       No.7

*       No.6

*       No.5

*       No.4

*       No.3

*       No.2

*       No.1

 ■ 私はなぜ「水」なのか?

私は約18年前、最初に始めたのはカタログ販売でした。今や華やかな成長産業ですが、ほんの少し前までは、「うさんくさい」「ろくな商品がない」「品質が悪い」「だまされる」などのレッテルが貼られていました。

そんな中で、私は「絶対儲かる」と意気込んで始めましたが、借金まで作りあきらめてしまいました。今考えると失敗した原因は、あきらめたことでしょう。

しかし、そんな時どん底の中で、何が自分に向いているのだろう?自分は何が出来るのだろう?と真剣に考えていました。そんな中、「水」博士と言われる林秀光先生に出会ったのです。

私は、崖っぷちに立たされていましたが、先生の「水は命だ」と言う言葉に、ハッと気づいたのです。それまで私は、何が自分に向いているとか、自分には何が出来るか、ということを考えていました。しかし、その考え方は、単に自分のことしか考えず、自分だけに意識が向いていたということに気が付きました。

私は、小さいころから旅行が好きで旅行会社を持ちたいと言う「夢」がありました。しかし、すべての人間が旅行に行くわけではありません。「旅行」は行かなくても生きて行けるのです。

私は、カタログ販売で失敗しました。その時、いろいろな商品を取り扱っていました。「テレビ」や「CD」などの電化製品から「なべや食器」などの生活商品など、ありとあらゆる商品を取り扱っていたのです。いったい何が売れるのか?どうすれば売れるのか?そればかり考えていましたが、まったく売れなかったのです。これほど自分の能力の無さを痛感したときはありませんでした。

しかし、よく考えてみると、すべての人たちが必要としてはいなかったのです。「テレビ」が無かっても生きていけるのです。なべが無かっても生きていけるのです。そう考えると、何故か、何をやったとしても「喜び」は感じられない気がしました。

そのなかで、「水」は当時としては「馬鹿げた産物」です。日本の水道水は安全で美味しいのに、「水」を売るなんて、「飲み屋」と一緒の「水商売」だ。と・・・

その後、私の長男がひどいアトピーと喘息の悩まされていました。毎日、体中かきむしって全身血だらけ、耳は千切れんばかりに切れて血が出るありさまで、喘息で咳き込んで寝られない状態のなか、「清流工房」を設置しました。アトピーの子供の入浴は厳禁ですが、塩素がないからと無理に入浴させました。子供も恐る恐る入浴して、その日は就寝しました。 ところが、翌朝、長男が駆け込んできました。

「ねえねえ、起きてよー。ちょっと来てー」って長男は自分の寝床を見せてこういいました。
「ねえねえ、お母さん、ごめんね。今日はシーツに血が付いてないよ。だから、洗わなくていいよね」って子供後ごろに、毎日自分がシーツを血で汚して、お母さんに迷惑かけていたことに心が痛かったのだと思いました。それを聴いて私はとても感動し、喜びました。

そして、私は「これしかない」と思いました。理由は簡単です。人間は「水」と「空気」が無ければ死んでしまうからです。先ほど述べました林秀光先生が言われるように「水は命」なのです。地球の水は他の星から今のところ運んで持ってくることは出来ません。環境汚染が進んでくると、水が汚れて命を脅かしてしまう。「安全」で「おいしく」「健康」に良い水をいつまでも守っていくことは、自分だけの喜びだけでは無いはずだ。人類の喜びでも有ると思うと、できるとか出来ないなんて考えなかった。「これしかない、良しやろう。何があっても一生やり遂げよう」と決断しました。

それが、今を創っているのでしょう。最初はうさんくさくてもやり続けると人は変わります。政治も変わります。世界も変わります。歴史も変わるのです。そうして、人類は、45億年かけて今を創っているのです。

最初は何も無いところから・・・そして、人類はあきらめなかったのです・・・

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 ■ 達成を創るために

皆さんは、達成を作るためにどうしていますか?今、出来ることを元に達成を創ってはいませんか?

例えば、今予算が無いからこのぐらいしか出来ないだろう?そうすると達成は出来てもこのぐらいだろう。とか、とにかく節約しよう。コピー用紙一枚も無駄にせず使おう。部屋に居ないときは電気を消そう。そうすれば、電気代が節約できるし、事務費も節約できる。

これらは、すべて「やること」であって達成ではありません。達成とは、出来ることややることではなく、「結果」です。節約すると、どうなるのか?これだけのことをやったことにより、どういう結果を作るのか?

しかし、今「やること」「できること」からどんなに計画しても、達成は生まれません。今までと同じ「結果」しか作ることが出来ないのです。

何故なら、今自分たちが「やること」「できること」は、今まで培ってきた「経験」や「行動」「考え方」から生まれてきているから、当然「達成」は今と同じことを繰り返してしまいます。「達成」は自分を成長させるための大きなチャンスですから、「出来る」「出来ない」を考えるより、まず「達成」を「明確に」「具体的に」決めることなのです。

そうすれば、おのずと「やること」が決まってきます。それは、今やる行動や考え方からもう成長していますから、今とは違う「結果」を創りだします。

例えば、運動会の徒競走に出るとします。6人で競います。A君は、「一生懸命練習して運動会では、絶対勝つからねー。」と走る練習をがんばっていました。結果は、去年と同じ5着でした。A君はこういいました「いっぱい練習したのに、やっぱり5着だった。やっぱり僕は足が遅いんだー。」って。

しかし、B君は「今度の運動会では、絶対1着になるからね」と先に「達成」を決めました。でも、B君は、昨年ビリか5着で1着なんて考えられません。

ところが、1着になると言う達成を決めたB君は大きく変わりました。何が変わったかと言うと「目標」と「行動」なのです。まず、「一生懸命練習しよう、今日から毎日、1km走るぞ」と言って、雨の日も走りました。そして、1着になったときの喜びだけをいつもイメージしていました。しかし、運動会では惜しくも2着でした。でも、B君は自分を悲観しませんでした。なぜなら、達成ややることを具体的に決めていたから、「そうか毎日1kmだったから2着だったんだー。だったら、今度は2km走ろう、そうすれば必ず1着になる」

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着になると言うことは「一生懸命がんばった」から1着になれるわけではないのです。「明確」に「具体的」に達成や、やることを先に決めることによって、今までの自分の行動や考え方が変わることなのです。会社の場合も、達成は必ず、すべての事柄を数値化して期日を決めて行動することです。

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 ■ リーダーとしての役割

*キャノン 社長 御手洗富士夫

私がリーダーあるいは後継者として、どんな人材を選ぼうとするかは、「リーダーとしての使命感や倫理観はもちろん、私が求める最大の条件は、企業を正しい方向に導く目標設定能力、これに尽きる。最高の目標設定とそれをどう遂行するかの戦略を組むまでがリーダーの役割。それが出来ない人材はリーダーとしての資格がない」

:目標設定能力とは何か?

それは、時代の先を読む力であり、その先読みに沿った実現可能な目標を設定する能力である。さらに、自らの企業が持つ「人・もの・金」という資源を正確に把握し、その資源を総動員して目標達成のための戦略をいかに組むか、あるいは不足する部分をどう補うかという戦略構築能力である。御手洗社長はこういっている。

「命がけで目標を設定するのがリーダーの責務」

「リーダーはあくまでトップダウン。自ら目標設定が出来ず、部下の意見を吸い上げたなどという無責任なリーダーは、その部下とリーダーは代わるべきだ。更に合議制の名のもとに、誰が決めたか分からないような無責任でスピードの遅い方針の策定はもってのほかだ。」
「また、どんな理由があってもミスをした場合の責任を取れないリーダー及びその部下は社員として失格である」と要するに、‘命がけ‘死にものぐるいという前線の部隊の生死を分けるときに、あーだこーだなどと言う暇のあるリーダーは、間違いなく死す。

皆さんが、真の強いリーダーにならなければいけません。

*強い人材を創る
強い人材とは、自分が決めたことが出来ること。

あなたは、何が出来ますか?・・・あなたは何ならできますか?今はこれと言って、私にしか出来ないことが見つからない。じゃあ、どうしたらいいか?

「誰でも出来ることを、誰も出来ないくらい一生懸命やる」ことだ。
「できる、できないではなく、やるか・やらないか。」

一生懸命とは、「命がけ・死にものぐるいでやること」を言う。
今、一生懸命でなければ、明日も一生懸命にはなれない。
今、行動を変えなければ、明日から行動は変わらない。

世界のキャノンでさえやっている。発展途上の当社がやらずに発展はありません。
「命がけ・死に物狂いでやれば必ず成功します」

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 ■ 夢は実現するもの

 よい失敗」と「悪い失敗」

「失敗」自体は善でも悪でもありません。

「失敗」することによって、自分が不安になり、マイナスのことを考えてしまい、また、新たな失敗を招き、とうとうあきらめてしまうことです。「まずい方向に向かう筋書き」に乗っかっているにもかかわらず、それを無視して同じ過ちを繰り返すことです。

しかし、同じ失敗でも「よい失敗」とは、新しいことにチャレンジする課程で必ず、出てくる失敗のことを言います。自分では経験したことの無いまったく新しいことにチャレンジするのだから、 予測が付かない。だから、当然どんなに考えてもいい案は浮かんでこないことが多い。

冒険やチャレンジ(挑戦)すると失敗します。大切なのは、失敗の仕方。柔道でも受け身の練習から入りますよね。言わば、悪い失敗をしないためのチャレンジですか。

試合100人の参加者で優勝はただの一人です。負けたら、次の試合でまた挑戦すればいい。けれど、再起不能になってしまうと、もうチャレンジ(挑戦)することができなくなる。

だから、いっぱい失敗しましょう。だって優勝するのはただ一人しかいないんだからね。という話は、同時にいっぱいチャレンジ(挑戦)しましょうという話になります。

ただ、チャレンジ(挑戦)と言うのは、闇雲にチャレンジしようと言うのではありません。「段取り八割」と言う言葉があります。段取りを十分行っておくと八割は達成できるという意味です。先ほどの悪い失敗をしないための練習(段取り)と言うことになります。仕事でも、品質管理・確認・ロールプレー・検査・・・などやりすぎと言うのは無いはずです。だから、徹底的に練習(段取り)をしましょう。そして、たくさんチャレンジしていきましょう。

失敗するなら早く失敗しましょう。あなたは、今何歳ですか・・・?

一番必要なものはやりきるということです。

要は、一度やり始めたら、最後までやり遂げること。できる・できないを論ずる暇があれば、やるか・やらないかを決断することに尽きるでしょう。

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